インド

インドへの招待状・突然届いたスーツケース

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「それでいいんだよ」目に見えた、背中を押す力

初めてインドへ行くことを決めた時、今でも原因がよくわからない、とても不思議な事がありました。

それは本当に不思議で、だけど今でも迷った時や悩んだ時に思い出すと元気がでる、プレゼントのような出来事です。

人生で一番大きな選択

インドへ行くことにしたのはマザーテレサのボランティアに参加したかったから。

それまで一人旅の経験もなければ英語も喋れない、毎日ただ仕事へ行って帰って来る普通の日常を送っていました。

パッとしない毎日、どこか自分の居るべき場所はここではないと思いながらも、どう変えたらいいのか、何をしたら良いのかわかりませんでした。

「このままでいいの?」

「本当にやりたいことは何?」

「私は何のために生まれてきたんだろう?」

答えの出ない漠然とした問いかけが、朝起きてから夜寝るまで頭の中から離れません。

そして、仕事も手につかなくなるくらい考え、疲れ切ってしまうほど悩んだその時。

「死を待つ人々の家に行きたい」

とても小さな声ですが、体の中に響くようなはっきりした声が聞こえました。

本当にやりたいこと、魂の目的、私が生まれてきた理由。

探しても、努力しても見つからなかった「これだ!」と言えるような道。

もがいて苦しんでいた最中ではなく、ふっと力を抜いた瞬間に静かに訪れました。

誰かに認められなくてもいい。

私が、「これでいい。」そう思える人生にしたい。

それは人生で初めて選んだ、魂が求める本当の道でした。

確信に満ちた選択

インド・コルカタ

マザー・テレサが導かれ、たどり着いた場所。

そこにはマザーが貧しい人々のために生涯を捧げた多くの施設が残っています。

私の胸を打ち、心に響いた「死を待つ人々の家」もその中の一つです。

どうしても行きたかった。

絶対、絶対行きたかった。

それまでインド=カレーくらいしかイメージがなく、思い入れも特になかったインドと言う国が急に近づいて来たような気がしました。

インドへ行く!

そう決めた時、何故だかわかりませんが涙が止まらなくなったことを覚えています。

これはただ事ではなさそうな、人生で何か大きなことが起きそうな、そんな予感がしました。

それから、年度末に仕事を辞めること、死を待つ人々の家でボランティアをするためにインドのコルカタへ行くことを自分の中で強く決めました。

不安を超える意志の力

コルカタへはなるべく長く滞在したかったのですが、その時英語も喋れない、一人海外へ行った経験もない、今までレールの上を落ちないよう必死に歩いてきた私にとってインドはとてもハードルが高い国でした。

たぶんインドへ一人で行く、特に女性はインターネットで調べたり、人から聞くインドのイメージはあまり良くないかもしれません。

インド・女性・一人・治安

色んなキーワードで調べても、不安が解消される情報は見つかりません。

しかし、行くか行かないかで考えれば、不安よりさらに大きく確信を持って「行く」と決めていたので迷いませんでした。

そこで期間を1週間に決め、まずはボランティアの下見のつもりで安全第一で行くことにしました。

「まずは1週間の日程でインドのコルカタまで行き、長くボランティアができるかどうか考えよう。」

絶対行くと決めていたのです。初めて魂の声を聞いて選ぶことのできた大切な道なので、それに比べれば不安や恐怖なんて小さいものなのです。

そして本当にそうだと思える出来事が、その後すぐに起こりました。

突然届いたスーツケース

1週間のインドの旅。

その時大きなスーツケースを持っていなかったので買おうかどうしようか考えていました。

何を持っていったらいいのか、死を待つ人々の家へ行くのに、どんな顔をして行けばいいのか。

正直、旅行の時の様な浮かれた気分にはなれませんでした。

私が行ったところで何の役に立つんだろう・・・。

インドへ行くことに何の迷いもありませんでしたが、死を待つ人々のことを考えると急に気持ちが小さくなります。

そんなある日、大きな大きな箱が家に届きました。

あて名は父への届け物で、釣り用のライフジャケットと書いてあります。

釣り好きの父がインターネット通販で買ったのだろうと思いましたが、その箱の大きさがとても気になりました。

ライフジャケットってベストのような軽い服だよね?何でこんなに大きいんだろう?

そして気になったので父が帰って来て早速開けてもらうことにしました。

開けてみて、2人ともびっくり!

なぜなら箱の中には大きなスーツケースが入っていたからです!

これが実際のスーツケース

何がなんだか、もうよくわかりませんでした。

箱にはスーツケースなんて書いてありません。

父も確かに釣り用品のジャケットを頼んでいて、写真でもこのスーツケースを見たことがないと言います。

それにダンボールにもちゃんと「ライフジャケット」と書いてあるのです。

ですが私にはこの時、「このカバンに荷物をつめて、インドへ行きなさい」と言われているような気がしました。

同じタイミングで父も、「このスーツケースでインドへ行けってことだな。」と言うのです。

普通だったら返品したり、通販サイトへ問い合わせたりするのだと思いますが、この時はあまりのタイミングの一致と、水色とピンクの可愛らしいデザインに、これはもう、そう言うことだと(笑)2人ともすぐに納得しました。

それからしばらくして、このカバンにたくさんのお土産を詰めてインドへ出発するのでした。

宇宙は愛で溢れていて、いつも応援してくれている

インドへ行くと決めたのは、自分の人生を生きることの第一歩。

1週間分のスーツケースが届いたことは、それを応援してくれているかの様な、不思議な出来事でした。

それまで自分の道が正しいのか間違っているのか、このまま生きていてよいのかとさえ思う日もありました。

しかし、この出来事がきっかけとなり、私は自分の人生を一歩一歩自信を持って進めるようになりました。

それはご先祖様かもしれないし、神様かもしれない。

宇宙と呼ぶ人もいれば、創造主だと言う人たちもいるでしょう。

それは呼び方の違いであって本質は同じ。

私たちは時々、この世界で生きることに迷ったり怖くなったりすることがあります。

大いなる存在なんて少しも忘れてしまって、目に見えないものの話をすれば、変な目で見られてしまう恐れも感じていますよね。

しかし、それにもかかわらず、あなたは間違いなく大きな愛の中で生きています。

それはまるで、大きなゆりかごの中で両手いっぱい広げて大きく伸びをするかのような。

あなたが幸せに生きられるように願う優しさが、この宇宙にはあります。

そしてあなたが本当に望んでいる事、この世界で経験したいことへと一歩踏み出すことを決めたのならば。

思いもしなかった素敵な素敵なプレゼントがあるかもしれません。

そして深い愛情と、大きなサポートが、常に私たちを守ってくれています。

それでいいんだよ。大丈夫、いつも見守っているから。

いつかきっとその声に気がつく時があるでしょう。

あなたはあなたらしく、ここに居ていいのです。

魂が求める方向へと、力強く生きていってください。

絶対に大丈夫だから。

そしてもし、また不安になってしまった時には。

どうかこのお話を思い出してください。

あなたが、あなたの優しさを表現したいと動き出したのなら、

目に見えるくらいの光と祝福がやってくるでしょう。

生まれてきてくれてありがとう。

思いっきり楽しんでね、と。

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Sumi

今を楽しもう!がテーマ。海外ひとり旅、色んな国のおいしいもの、料理、ヨガ、英語、などなど楽しい趣味がいっぱい。読んでくれた人の心がほっこり温まるような記事を心がけてます♪

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