南インド

ベジタリアン生活を5週間続けた体の変化

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南インドでヨガをする⑦

南インド、食事編になります!

トータルで5週間、南インドに滞在。

人生初、ベジタブル生活

今回の旅で一つ決めていたことがあります。

それは、ベジタリアン実験をすることです。

5週間、肉・魚・卵を食べない生活で体がどう変化するのか、興味があったので実験してみました。

*インド人のベジタリアンは乳製品はOKの人が多く、私もチャイなどを飲みたかったので乳製品は摂ることにしました。

日本での私の食生活

私は、自分が拒食や過食で苦しんでいた時期もあったので、元々食にとても興味、関心がありました。

世界中で、食に関係する色んな情報が目まぐるしく飛び交い、私も10数年はそれを追いかけてきました。

朝食は食べた方がいいのか、食べない方がいいのか。

肉は必要か不必要か。

農薬は、肥料は、安全なのかどうなのか。

オーガニック、無農薬、放射能・・・。

正直、知れば知るど疲れてしまいます。

初めはどこかに「これだ!」と言う答えがあると思っていましたが、10年以上探し続けてわかったことは、答えなんて無いと言うことでした。

なので最近の私は、あまり深く考えず食べたいものを食べていました。

さすがに、「焼肉イエーイ!」とはなりませんが、肉も魚も卵も食べています。

インドの食事

インドではヒンドゥー教、そして厳格なジャイナ教に基づきベジタリアンの人が多くいます。

レストランや地元の食堂、そして飛行機や電車の機内食でもベジタブル(菜食)かノンベジタブル(非菜食)が選べます。

そしてこの右上のように、ベジなら緑、ノンベジなら赤でわかるようマークがついています。

私が出会ってきたインド人たちは、全く動物性食品を食べない人、牛肉は食べない人、肉でも魚でも何でも食べる人と様々な価値観に分かれていました。

ですが、インドに割と長く滞在してみて思ったことは、肉を食べる機会があまりなく、意識しなくてもベジタリアンに傾きがちになる食文化だと言うことです。

コルカタにいた時はインド人のお母さんが毎朝目玉焼きを作ってくれたため気にしていませんでしたが、今回南インドに来ることになり丁度良い機会なのでベジタリアン生活実験をしてみることにしました。

アシュラムの食事

アシュラムでは1日に必要な食事はすべて提供されます。(宿泊費に食費も込み)

その食事はすべて肉・魚・卵なし、スパイスや塩分、砂糖を控えたナチュラルを提唱したものでした。

日によって豪華な日と質素な日がありましたが、全部おかわり自由なので毎食十分なくらいお腹いっぱい食べることができます。

そして噂によるとマントラを唱えながら作っているらしく、その効果かどうかわかりませんが、食事のクオリティーはとても高いと思います。

この食事があるが為に滞在している人もいました。

フルーツと野菜をくるんだ生春巻き。

アシュラムでは朝晩お供えの食べ物を頂くことができますが、それも健康的なおやつでした。

ココナツと黒糖を絡めたお供え物。

このように、アシュラムにいる間は自然とベジタリアン生活が可能。

美味しいものをお腹いっぱい食べて、無理なく過ごせていました。

アシュラムの外での食事

毎週1日は外出していたため、アシュラムの外で何か食べることになります。

南インドは、インドの中でも特にベジタリアンが多いと言われています。

そのため、町中でもおいしいベジごはんが食べられました。

特にヒットしたのが、バス停の小さなお店で作ってくれたバナナスムージー。

バナナ、牛乳、カシューナッツ、そしてデーツで甘さを調節し、さらにくるみのトッピングがしてあるスーパースムージー(笑)でした。

今まで飲んだドリンクで1番の美味しさでした。

日本だったら、やたら高い健康志向のお店にあるようなスムージーが、70円で飲めてしまいます。

南インドに本気で住みたくなった(笑)

そしてインドのベジタリアンに欠かせない(と私は思っている)パニール

見た目はお豆腐のようですが、カッテージチーズを固めたインド特有のチーズです。

これが本当に美味しくて、カレーに入っていたりサラダにトッピングされていたりとバリエーションは様々。

アシュラムでも時々出ましたが、私はレストランで食べたパニールマサラ(チーズカレー)が大好きでした。

お肉が無くても、パニールがあれば全然問題ないと思ったほどです!

このように、町にはベジタリアンレストランが多く、どれも美味しかったので結果的には滞在中、自然とベジタリアン生活になっていました。

5週間で感じた変化・ポジティブ面

おそらく、実験の期間としては5週間では不足でした。

もう少し長い期間ベジタリアンを続けたら、もっとわかりやすい結果が出たと思います。

ですが、今回続けられたのは5週間だったので、その中で変化したことや感じたことをお話します。

まずは良い変化から。

変化その①:飲酒しなくなった

まず、この南インド滞在をきっかけに、その後お酒を飲まなくなったこと。

元々お酒は好きで、普通に日常的に飲んでいました。

ストレスが溜まっていた数年前は記憶を無くすほど飲んでいた時もありましたが・・・。

帰国後、意識したわけではないのですがお酒を飲みたいと思わなくなり、以来1滴も飲んでいません。

これが一番大きな変化です。

本当に不思議ですが、「飲みたいと思わないから飲まなくていっか」くらいのナチュラルな感じで飲酒から離れていきました。

不思議だな~。

変化その②:体が軽くなった

帰国して、体重を計ったら2キロほど減っていました。

体が軽くなったような感じがします。

初めは水分でお腹がたぷたぷしていましたが、そのうちスッキリしてきました。

野菜とフルーツをもりもり食べていたおかげでデトックス効果が感じられ、さらにフレッシュになった感じ!でしょうか(笑)

変化その③:体が必要としているものがわかる

インドから帰って来てしばらく食生活を観察してみました。

すると、明らかに選択する食べ物が変わっていることに気づきます。

「食べたいな」と思うものが、自然とジャンクなものよりナチュラルなものに変化していました。

前は頭であれこれ考えて食べていましたが、今は本当に食べたいものが野菜や果物だったりします。

もちろん、お肉やパスタ、甘いものだって食べますが、暴飲暴食はかなり減りました。

5週間で感じた変化・マイナス面

5週間後感じたことで、ネガティブなところもありました。

それは覇気が弱くなった、と言うのが一番しっくりくる表現。

つまり、あふれんばかりの意気込みがないこと。

色んな事に対して、なんとな~く、何でもいっか。状態になっていました。

もともと性格的に冷めてる所もありましたが(笑)、菜食で人生に対するやる気が増すかと聞かれたら、なんとも言えません。

やる気が完全に無くなったわけではなく、体も元気ですが、なんとなくふらふらした状態。

精神的な変化はなかなかうまく表現できなくて、ちゃんと参考になる説明ができなくてすみません・・・。

ですが、覇気がないと言うのはしばらく感じていた違和感でした。

まとめ

ベジタリアン生活5週間のまとめです。

  • 短期間試す価値はある
  • 体をリセットすることができる
  • 食の好みが変わる
  • 断ち切りたい習慣を辞めることができる(可能性がある)
  • 菜食には、場所や環境も大切な影響力
  • 長期間続けるには検討が必要

「南インドでのベジタリアン生活はとても心地よいけれど、これを日本で同じものを食べていたら快適に生きていけないかもしれない。」

これは私が自然に思ったことです。

どうゆうことかと言うと、南インドのアシュラム周辺で採れた野菜や果物、お米や調味料を使った食事を、自然がほぼ原形のまま残った環境の中食べる。

そして、電気やインターネットがあまり整っていない中で、太陽と共に起き、体を思いっきり伸ばして、そして月の明かりだけで眠る生活。

それぞれが欠かせない要因でした。

やみくもに菜食!菜食!と言って、野菜や果物、穀類だけの生活を日本でやったらどうなるか・・・。

どこでも電話が繋がり、電気もガスも通っていて、蛇口からは消毒された水が出てくる。

野菜や果物も、どこか遠く知らない土地から長い時間運ばれてきたものが多く、食材のほとんどはプロセスが全くわかりません。

24時間明かりが途切れることない町の中で、ケータイのアラームを頼りに生活する毎日。

つまり、自然のサイクルで生きていられた南インドのアシュラムとは違い、日本の生活は少しリズムが違います。

その中ではある程度の刺激は生きていくために必要になってくるのではないでしょうか。

つまり、地に足をつけて生きていくためには時にはお肉や魚、上白糖だって食べることもあるかもしれません。

どちらが良い、悪いの問題ではなく、どちらもあっていいのだと思います。

体を持って生まれた魂が色んなことを経験できるのは、違いがあってこそだからです。

南インドでベジタリアン生活をしていて、同じ食生活を日本でやったら意識飛ぶかもな~と思いました(笑)

そのくらい、食と生活環境は関係しているのです。

世の中は溢れんばかりの情報で一杯で、何がなんだかわからなくなってしまう時もあると思います。

でも、大切なことは「今を幸せに生きる」こと。

そのために、私たちは食べるのです。

いつもいつも本当の自分へ繋がって考えてみると、目的はシンプル。

そして、食べること=他の命を分けてもらうこと。

生き物はみんな、死ねば土に還ります。地球は間違いなく命が循環している星でもあるのです。

そう考えると、野菜や果物、お米だって命。

肉も魚も、卵も命。

私たちは忙しい生活でそれを一時的に忘れていますが、本当はちゃんとわかっています。

何を選択するかは大切ですが、あまりそれに捕らわれすぎてしまうとを見失ってしまうでしょう。

食べることで悩んでいたり、わからなくなっている人もたくさんいるかもしれません。

ですが、どんな状況であれ必要な経験をただしているだけなので、時がくればいずれ落ち着いていきます。

今を幸せに生きましょう。

大好きな人と美味しいごはんを食べ、独りの時は食べ物と静かに向かい合ってみましょう。

命を分け合って地球で生きていることは、実はとてつもなく素敵な時間なのです。

何も怖がらなくて大丈夫。

大きな視点からは、何もかも自由で、そしてはじめから全て許されているからです。

仏陀はベジタリアンだったと言われています。

実は少しそうゆう意味で菜食への憧れがあった私ですが、実際にやってみて、どちらでもよいことがわかりました。

時が流れると共に自然と食べるものも変わってくるでしょう。

それでいいのだと思います。

どんな生活が自分に合っているのか考えるのは、どんな生き方をしたいのかに繋がってきます。

私も試行錯誤しながら、色んな場所へ行き、そこで得たものを上手く取り入れながら日々生きています。

凝り固まっていた概念が柔らかくなったので、今回の実験は大成功!と言うことで終わりたいと思います。

美味しいもの食べて、たくさん笑って、のんびりやっていきましょう。

私たちはもう、どこかへたどり着くために必死にならなくてもいいのです。

あなたが毎日、笑顔で健康に生きられますように!

南インド編続きます♪

Profile


Sumi

今を楽しもう!がテーマ。海外ひとり旅、色んな国のおいしいもの、料理、ヨガ、英語、などなど楽しい趣味がいっぱい。読んでくれた人の心がほっこり温まるような記事を心がけてます♪

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