インド

死を待つ人々の家

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私がマザーテレサのボランティアに参加するきっかけとなった場所。

死を待つ人々の家とは

マザーがコルカタで最初に作った施設になります。

「飢えた人、裸の人、家のない人、体の不自由な人、病気の人、必要とされることのないすべての人、愛されていない人、誰からも世話されない人の為に働く。」ことを目的としたマザーとシスターたちが、最も状況の深刻な(死期の近い)人のために愛を尽くした場所。

一番行きたかった場所

インドへ行く前、ボランティアする場所でどうしても外せなかった施設がこの「死を待つ人々の家」です。

私はこの時、そこで最後を迎える人たちのことを想像していました。

人は、ただ死を待つだけになった時何を見てるのだろうか?

日本で何不自由なく暮らしているのにもかかわらず仕事、恋愛、結婚など将来や、生きることに不安でしょうがなかった私。

そして、そんな私の狭い世界とは切り離されたような「最後を迎えるための場所」。

死を待つ人々の家へ行きたい!そこで生きる人の手を握りたい。

また聞こえてきたとても力強い声でした。

死を待つ人々の家の入口
ドキドキしながら、一歩入る

初めてのインドは6月に行ったので40度近い暑さでした。中へ一歩入ると何とも言えない匂い、、

うす暗い部屋に男性と女性の部屋が分かれていて、それぞれ30人近い患者さんがいました。

寝たきりの人、歩けずに地面を這っている人、何かに向かって一人で喋っている人。

そしてシスターと世界中から集まったボランティア。

中へ進んでいくと一人の女性に手を掴まれました。40代くらいでしょうか、無言でじっと手を握られていました。

彼女の目は、今まで目を合わせたどんな人とも違う・・・。どこか遠くを見るような目でした。

どうしたら良いかわからないでいると、近くにいたボランティアが「彼女は目が見えないの、一緒に歩いてあげると喜ぶよ!」と教えてくれます。

私たちは、一言も言葉を交わすこともなく、しばらく施設の中を2人でゆっくり歩きました。

目が見えていないので安心できるように両手を握りながら、ゆっくりゆっくり歩きました。

彼女の見えない目をじっと見ると、何だか涙が出てきました。ごめんね、ありがとう。うまく言えない感情でした。

3日間だけのボランティア

今回のインドの旅は8日間だけです。移動などからボランティアに行けたのは3日間だけでした。

それはもう、衝撃のままあっと言う間に終わってしまいました。

ここで見たもの体験したもの出会った人たちは私にとって特別な経験です。最初のインパクトの強さは、その後もずっと忘れられません。

初めてのインドと死を待つ人々の家が、頭で処理できないまま日本へ帰りました。

そしてその後、3日ではとても足りず今度はもっと長くいたい!と帰国してすぐこの場所に戻ってくることになります。

死を待つ人々の家が気になる人へ

私のように、マザーテレサのこの施設へ行ってみたい!と言う人がいるかもしれません。

何となく行ってみたいと言う人は1日でも全然良いかと思います。

この施設に行くことが目的で、本当に興味がある人は最低でも1~2週間もしくは1か月滞在しないと本当のことがわからないと思います。

私にとって、3日だけでは何も知らないのと同じ。これでは意味がないと思ったのでまたやって来ることになりました!

もし、この場所でのボランティアに興味があるなら、自分の目的に合わせてプランを立てると良いと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

Sumi

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Sumi

今を楽しもう!がテーマ。海外ひとり旅、色んな国のおいしいもの、料理、ヨガ、英語、などなど楽しい趣味がいっぱい。読んでくれた人の心がほっこり温まるような記事を心がけてます♪

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