南インド

私が私を制限しているものに気づく日々

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南インドでヨガをする⑧

体を通して自分に気づく

忙しい毎日に追われ、何もわからなくなってしまうほど疲れてしまったなら、一度何もかも忘れて「私」を感じてみよう。

息を吸って、息を吐く

生まれてから死ぬまで、一度も止まることがない呼吸。

それは心臓の鼓動とともに、休むことなく続いている。

「深呼吸して」

息をゆっくり大きく吸って体に取り込み、またゆっくり長く吐き出す。

深い呼吸で何故か安心するのは、呼吸は宇宙のリズムと一緒だから。

呼吸をすることで、生きている。

呼吸に意識を向けると言うことは、私たちの本質である宇宙を感じること。

静かな、静かな時間。

生きるエネルギー

「体が元気なら何とかなる」

そう教えてくれたのは、アシュラムで出会ったヨガインストラクターの女性。

インドで生活するインド人を見ていると

湖へ行き、洗濯ものをごしごし洗い、岩へ向かって力いっぱい叩きつける女性。

登校前に歯を磨き、体を洗い、そのまま川へ飛び込んでひと泳ぎしてから学校へ行く男の子。

高い、高いヤシの木に命綱なしで上り、葉っぱやココナッツを切り落とす男性。

私の目には、エネルギーに満ち溢れて生きているように見えました。

うらやましい、私もあんな風に生きられたらな・・・。

いつしかまた、新しい目標ができました。

体をいっぱい使って、大きく生きる。

それはもう、最高だと思うのです。

体の弱点は自分をさらに知ることができるツール

小さい頃からずっと、体が硬かった私。

ヨガを始めてからさらにコンプレックスに感じるようになりました。

「ポーズがキレイに見えるのは、体が柔らかいから」

「体が硬い私にヨガは向いていない」

アシュラム滞在中、何度思ったことでしょう。

そんなことを1人で思い続けたある日、こう言われました。

「体が硬い?いいじゃん!それってさらに自分とよく向き合うことができるよ!」

そうゆう考え方もあるのかな~。

そして、「体が硬い、これ以上届かない」その瞬間をよく観察してみました。

その時、また私の思い癖を発見。

「体が硬いとか、柔らかいとかに優劣なんてない。それは私が勝手に作り上げた妄想」

いつもそこへ行き着く訳ですが、なんと思い癖の多くて深いこと・・・。

ヨガをしながら、1つずつ気づいていきます。

体が滞っている所に1つ、思考の滞りがありました。

人にどう思われるか、そればかり考えて生きてきたけれど、もう終わりにしよう。

何が好きで、何が嫌いか。

人からの評価を気にして選ぶ服ではなく、私が着たい服を着よう。

選択のひとつひとつを、私が好きな物に変えていこう。

そしたらきっと、体が硬い事なんて全然気にならなくなるはずだから。

価値観

どんな私で居たいのか

世界には色んな人がいます。

アシュラムに集まる人も個性的な人がたくさんいました。

あるスリランカ人の男性。

頭の上に大きな渦の様なものを載せています。

初めは帽子かと思いましたが、本人と話をするとそれは本物の髪の毛だと言うことがわかりました。

聞くと彼は13年間伸ばし続けているそうです。

何故かと言うと・・・自分の独特の髪型のおかげで人と話すきっかけができるから。

この髪型をきっかけに会話が始まり、コミュニケーションがとれる。

そのために伸ばしているそうです。

ちなみに、シャワーだととても洗えないので川や湖で髪の毛を洗っているそうです(笑)

面白いですね。

見た目を気にして、髪型をセットするのはもう辞めよう。

好きなように、自分的に最高にかっこいい!と思えるヘアスタイルで町を歩こう。

そしたら少し気分もウキウキしてくる。

私が歌いたいから歌う

アシュラムでは毎週土曜日の夜、「タレントショー」が開かれます。

自分の特技(歌や踊りなど)をステージに立って披露するのですが、恥ずかしがりやの私はいつも見ているだけでした。

長くいる人の中で、このタレントショーが大好きな人がいました。

と言うより、近くに住んでいてこの日この時間だけアシュラムにやってくる人もいます。

毎回歌を歌ってくれるのですが、それが正直長い(笑)

インドの歌のようですが、意味はさっぱりわかりません。

聞いている人もだんだん飽きてきて、部屋に戻りだす人が増えていきます。

ですが、本人はそんなの気にすることなく20分以上は歌っていたでしょうか。

最後まで気持ちよく歌い、笑顔で終わっていきました。

私だったら、聞いている人の顔色をうかがってしまいます。

誰の目を気にすることなく、あんなに気持ちよく歌う姿を見てうらやましくなりました。

私もみんなの前で歌いたいな・・・。

タレントショーのたびにそう思っていましたが結局、最後の最後まで私は歌うことができませんでした。

自由に表現していいのだから、私が歌いたいと思うものを思いっきり歌えばよいのです。

誰の目も気にすることなく、大きな声で歌えばよいのです。

彼らのように自由にのびのびと自分を表現できたなら、人生はさらに楽しくなると思いました。

幸せになっていい

「苦労は買ってでもしなさい」

小さい頃そんな声をよく聞き、私も苦労が自分を成長させてくれる方法だと信じてきました。

けれど、本当にそうなのでしょうか?

苦労して、深刻になって、辛い思いをして、本当にそれで良いのでしょうか?

「苦労するべきだ」と思うことで本当にマイナスなことを引き寄せているだけなのかもしれない。

そしてその裏側には「幸せになってはいけない」と言う気持ちが強く染みついています。

なんのために生まれてきたんだろう。

私たちは苦労するためでも、辛い思いをするためでも、ましてや不幸になるために生まれてきたわけではありません。

なぜ、生まれてきたのか。

それは幸せに生きるため、喜びに生きるため

人生を最大限に楽しみ、それを共有するために私たちは体を持って生まれてきたのです。

辛いことも、悲しいことも、生きていればあるかもしれません。

ですが、無理やりそれを引き寄せる必要はないのです。

南インドの自然の中、全てを解放してみて気づきました。

鼻歌を歌いたければ歌い、スキップしたければルンルン気分で歩く、人生に深刻さはもういらない。

Profile


Sumi

今を楽しもう!がテーマ。海外ひとり旅、色んな国のおいしいもの、料理、ヨガ、英語、などなど楽しい趣味がいっぱい。読んでくれた人の心がほっこり温まるような記事を心がけてます♪

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